鳥羽水族館ジュゴンのものがたり絵本|その後のカメ吉とセレナ

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ジュゴン セレナ カメキチ
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鳥羽水族館は、日本で唯一ジュゴンがいる水族館です。

ジュゴンは、世界でも2頭しか飼育されていないんですよ。ジュゴンが飼育されているのは、鳥羽水族館とオーストラリアのシドニー水族館のみ!

たった2頭しか飼育されていないうちの1頭のジュゴン「セレナが鳥羽水族館にいるんです。

この記事では、鳥羽水族館にいるジュゴン「セレナ」の魅力と、そのジュゴンのセレナとウミガメのカメ吉の物語絵本「ふたりはいつもともだち」を紹介します。

この絵本を読むとジュゴンのセレナとカメキチに会いに鳥羽水族館に行きたくなりますよ!


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目次

鳥羽水族館のジュゴン「セレナ」の魅力

鳥羽水族館にいるジュゴンの名前は「セレナ」女の子のジュゴンで、年齢は推定36歳、体長は2メートル60センチほどで、体重はおよそ380キロと大きく迫力があります。

大きくて迫力がありますが、セレナの性格はとても穏やかでやさしいんですよ。エメラルド色の水槽を気持ち良さそうに泳いでいて、大好物のアマモ(海に生えている草)をむしゃむしゃゆっくり食べる姿をみると、とても癒されて優しい気持ちになれます。

セレナの水槽に手を振ったり、「セレナ―」と呼びかけると近寄ってきてくれます。

こんなにもアップでセレナが見れちゃう!

優しい瞳がたまらなくかわいいですよ!

私の息子はセレナが大好き!息子がセレナをじっと見ていると、セレナも大好きな餌のアマモをむしゃむしゃ食べながら息子をじっと見てくれていました。

鳥羽水族館のジュゴン「セレナ」はどこからきた?

鳥羽水族館のセレナは、フィリピンの海から来ました。

セレナがフィリピンの海から鳥羽水族館に来たのには、わけがあるんです。

セレナは、まだ赤ちゃんのとき嵐でおかあさんジュゴンとはぐれてしまいました。

そんなとき通りかかったのが、ジュゴンの調査にきていた、鳥羽水族館の人。

セレナがおかあさんジュゴンとはぐれてしまってひとりぼっちになってしまったのを見た水族館の人たちは、セレナをつかまえて育てることにしました。

水族館の人たちがセレナのおかあさんがわりになり、ミルクをつくって飲ませてあげたり、おかあさんのかわりにいっしょに泳いであげたりしたんです。

そのころ、鳥羽水族館では、ジュンイチというオスのジュゴンが飼育されていたんです。

そこで、セレナがおとなになったら、ジュンイチと結婚してもらおうと思い、セレナをフィリピンから、大きなジェット機に乗って日本に呼び寄せたということになりました。

このような経緯で、鳥羽水族館のジュコンのセレナは、フィリピンから鳥羽水族館へ来たのです。

鳥羽水族館ジュゴンのセレナとウミガメのカメキチ

セレナは、鳥羽水族館のジュゴンのジュンイチのお嫁さん候補として来たのですが、セレナはまだ子どもだったのでジュンイチとはすぐに結婚できなかったので会えずにいました。

ジュンイチと会えずにいたセレナはひとりぼっちで、あまり泳がず、ねむってばかり。。。

そこで、水族館の人たちはアオウミガメのカメキチセレナのともだちになってもらうおうと、セレナはカメキチと同じ水槽で暮らすことになりました。

カメキチは、好きな食べ物がセレナと同じアマモという共通点があり、ふたりはすぐになかよしになってお友達になったのです。

ある時、セレナの生態検査をするためカメキチは、別のプールへ移動することになったんです。

ところがその日から、セレナは大好きなアマモを食べなくなってしまったんです。お友達のカメキチがいなくなったので、食事する気がなくなってしまったんですね。
飼育係が、カメキチをセレナのプールにもどしてたら、セレナはもとのように、たくさんのアマモを食食べるようになったんです。

実はこのお話、絵本「ふたりはいつもともだち」として出版されているんですよ!


私の子供たちもこの絵本「ふたりはいつもともだち」がとても大好きです。

まだ長女が幼稚園の時、図書館に行ったらこの本があり何度も何度も「読んで~」と言われたかわいいかわいい絵本。この絵本がきっかけで鳥羽水族館にいくようにもなったほどです

鳥羽水族館ジュゴンのセレナとジュンイチ

先に鳥羽水族館で飼育されていたジュンイチ

そこへお嫁さん候補のセレナが迎えられたのですが、まだセレナが子どもたったのでジュンイチとは鉄格子で仕切られた水槽で過ごしていました。

ジュンイチはセレナに興味津々!でも、セレナはジュンイチの求愛にも見向きもせずカメキチと仲良く過ごしていました。

ここでもセレナは別の水槽にされてしまうのですが、カメキチと離れると食欲がなくなってしまうセレナ。セレナは、カメキチが大好きだったんですね。

その後、ジュンイチはセレナと結婚することなく2011年2月10日に推定年齢33歳で息をひきとりました。鳥羽水族館では31年飼育されていたそうで、この飼育年数はジュゴンの長期飼育世界記録11,475日目でした。

セレナは、このジュンイチの残した長期飼育世界記録を超え、現在も伸ばし続けています

鳥羽水族館セレナとカメキチの現在

ジュンイチの求愛にも目に入らないほど仲良しのセレナとカメキチ。

そんな仲良しだったセレナとカメキチなんですが、現在は別々の水槽で暮らしています。。。

大きくなったカメキチがセレナを噛むようになったのが原因で別々の水槽で暮らすようになりました。

現在は、セレナとカメキチが一緒の過ごしている様子を見ることができませんので、ほのぼのとする動画をぜひこちらから見ていただきたいです。

↓セレナとカメキチの仲良し動画↓

まとめ

鳥羽水族館に飼育されているジュゴンのセレナを紹介しました。

ジュゴンが世界で飼育さているのは、三重県にある鳥羽水族館とオーストラリアにあるシドニー水族館のみです!しかも現在、ジュゴンは世界で2頭しか飼育されていません。

その1頭であるジュゴンのセレナにぜひ会いにいってください!優しいまなざしと穏やかに泳ぐ姿に癒されますよ。

また、セレナと仲良しだったカメキチとのかわいいお話「ふたりはいつでもともだち」をぜひ読んでみてください。子どもと一緒にこの物語を読んでセレナに会いにいくとワクワクしますよ。

絵本に書いてある日本にたった1頭しか飼育されていないセレナに会いに行くという経験も子どもにとって忘れられない経験になるのでぜひ行ってみてくださいね。


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この記事を書いた人

3人の子育て中のママ&主婦です。日々の暮らしの中で気になる話題、ニュース、エンタメや子供とのおでかけなどを発信していきます。

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